より高精度を求めるニーズに即応して
オリジナル精密機器の開発・製作からメンテナンスまでを承っております

自動温度制御断熱ボックス「PM2.5計測センサー」

計測機器の動作不能な極環境下でも動作可能にする断熱施工ボックス
白熱電球による温度調節を用いて環境、計測機器を動作させます。
内部の接続方法により海外電圧にも対応可能です。

【作成ご依頼・納入実績】北海道大学北極域研究センター様

< 性能評価論文等 >

グリーンランド北西部で野外廃棄物焼却時のPM2.5を観測 ~北極域で「誰一人取り残さない」大気環境把握への貢献に期待~
(北極域研究センター 准教授 安成哲平)2024年3月28日: https://www.hokudai.ac.jp/news/2024/03/pm25-1.html

(自動温度制御断熱ボックスについて)
  北海道大学によるプレスリリース(2022年3月11日):https://www.hokudai.ac.jp/news/2022/03/pm25pm25.html

  論文情報:
  Yasunari, T. J., et al. (2022), J. Environ. Manage., 311, 114784. https://doi.org/10.1016/j.jenvman.2022.114784

(組み込み例で使用しているPM2.5センサーについて)
  論文情報:
  Nakayama, T., et al (2018), Aerosol Sci. Technol., 52:1, 2-12. https://doi.org/10.1080/02786826.2017.1375078

  持続可能な社会へ向けて北極域・雪氷圏の大気汚染(エアロゾル・PM2.5)・森林火災・雪氷・気候変動を繋ぎ、
  その関係性を解き明かす!
  (北極域研究センター 准教授 安成哲平)2024年9月30日: https://seeds.mcip.hokudai.ac.jp/jp/view/461/

  <使用実例>
  北海道大学北極域研究センター協力のもと旭丘高校でのPM2.5観測と分析
  https://www23.sapporo-c.ed.jp/asahigaoka/index.cfm/1,10475,44,186,html/

PM2.5計測 PM2.5計測センサー PM2.5計測センサー
■仕様
<チャンバー>
内寸法400×300×200mmH
電源電圧AC220V(海外Cタイプ)&AC100V
※ 内部の接続方法により電圧変更可
白熱電球25W&60W×4個
<温調器 TC-1NP>
設定温度-199.9℃~199.9℃
最小表示単位0.1℃
温度表示精度±0.5%(FS) ±1digit
温度制御方式ON/OFF制御
温度設定表示シートキータッチ方式
・PV・SVデジタル二段表示
センサータイプPt100Ω(φ4×200mm)
■組込み例 <PM2.5計測センサー>
電源電圧5.0V(±10%)
消費電流100mA以下
最小検知粒径0.3μm
最小検知濃度1μg/m3
動作周囲温度0℃~45℃/95%RH以下
外部インターフェースUART